【初心者・未経験向け】覚えておきたいプロパティ-余白編-
CSSを使ってWebページをデザインする際に、欠かせないプロパティの一つが「余白」です。今回は、初心者や未経験の方でもわかりやすく「余白」について説明します。CSSの基礎を学びたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
Webデザインにおいて、コンテンツ間の「余白」は読みやすさを左右する重要な要素です。余白に関連するCSSプロパティには、主に margin
と padding
があります。これらのプロパティを使いこなし、自然な余白を作り出すことで読みやすいデザインが出来上がります。
それではこの2つのプロパティの違いを理解して、前回使用したHTMLを使用して、カラーボックスの余白を作ってみましょう!
マージン(margin)の使い方
margin
プロパティは、要素の外側に余白を作るために使います。これにより、要素同士の距離を広げることができます。例えば、次のように指定すると、段落間に余白を設定できます。
.red--box {
margin-top: 20px;
margin-bottom: 20px;
}
上の例では、red--box
の上下に20ピクセルの余白を設定しています。これにより、見出しの周りに適切なスペースが生まれ、読みやすくなります。
パディング(padding)の使い方
padding
プロパティは、要素の内側の余白を指定します。この余白は、要素のコンテンツとその境界線の間に影響を与えます。
.green--box {
padding: 15px;
}
このコードは、green--box
の全方向に15ピクセルの内側余白を加えます。
ボーダー(border)の使い方
CSSのボックスモデルでは、margin
とpadding
以外にもborder
(境界線)が関与します。これらは合わせて要素の全体的なサイズとレイアウトを形成します。
.green--box {
padding: 15px;
border: 5px solid black;
}
上記のCSSは、クラス.box
が適用された要素に対し、10ピクセルのマージン、20ピクセルのパディング、そして5ピクセルの黒い境界線を設定しています。これにより、要素は適切に空間から隔てられ、目立つようになります。
このように、margin
、padding
、そしてボックスモデルの理解は、効果的なWebデザインを行うための基礎となります。これらのプロパティを使いこなすことで、見た目が美しい、整理されたWebページを作成できるようになるので、ここでしっかりマスターしておきましょう!
次回は【初心者・未経験向け】覚えておきたいプロパティ-配置編-を紹介します!
この記事を書いた人
アパレル店員からWEBデザイナーになるため勉強中です。
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