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トップキャリア【書類選考合格のための履歴書ガイド】3. 自己PRと資格~履歴書完成編~(サンプル付き)
キャリア
2025年5月3日 09:48

【書類選考合格のための履歴書ガイド】3. 自己PRと資格~履歴書完成編~(サンプル付き)

履歴書作成の最終回である今回は、効果的な自己PRの作成方法と資格欄の記入方法についてのガイドです。未経験で異なる業界や職種に挑戦する際に、履歴書にはどのようにPRするべきでしょうか?自己PRの作成に役立つ書き方のコツや注意点を紹介します。

1.  自己PRの作成手順

① フォーマットを使い、今の自身の強みをアピールしよう

自己PRの書き方のコツは、フォーマットを使うことです。基本的な型に自分の経歴やスキルを当てはめることで簡単に自己PR文が完成します

自己PRフォーマット:

「私の強みは「**」であると自負しております。

前職では、ーーの業務を担当しました。その中で、@@@@に取り組むことで、+++のような成果を得ることができました。」

以上のことから、改めて私の強みは「**」とであると考えます。貴社でも強みを活かして貢献いたします。


《前職ホテルマンの入力例》

私の長所は「地道に努力できること」と「事前準備する計画性」と自負しております。前職では、ホテルのフロント業務に従事しておりましたが、限られた業務時間内で少しでも効率よく業務を進められるよう試行錯誤しておりました。具体的には、在庫管理報告が時間要する業務として毎月確定しておりましたので、先に計上できるものからこまめに処理を進めておくことで、別業務でイレギュラーが発生した際にも対応完了できるように努めておりました。

以上のことからも改めて私の強みは「地道に努力できること」と「事前準備する計画性」と考えます。

貴社でも長所を活かし、貢献いたします。


②募集要項に合わせて強みを作ろう

募集要項に合わせることで書類の通過率が上がります。しかし、未経験者の場合、自己PRまで読んで書類選考してもらえない場合もあります。渾身の自己PRを作り上げるのではなく、企業の求める人物像や求人票に記載されている必要条件に合わせて簡単な自己PR候補を3パターン程度用意し、業界や職種に合わせて使い分けていきましょう。

《事務→秘書の入力例》

これまで、営業のサポート役として、書類作成、在庫管理、日程調整などを担当しました。その中で、事務職の目線から、営業職の業務を分解、分析し、営業職と営業事務の間の連絡手段の自動化、営業職の業務改善を提案することで、20%の生産性向上、残業時間の10%削減に貢献しました。

私の強みは、業務の観察や売上の分析を楽しめる点、改善への行動力だと自負しております。

募集要項のなかで、論理的思考力や、営業データの分析経験との記載を拝見し、私の強みを活かした活躍ができると考え、応募しました。

貴社でも強みを活かして貢献いたします。

《事務→Webデザイナーの入力例》

営業サポート事務の経験を通して、プロジェクト管理と詳細なデータ処理のスキルを磨いて参りました。これらの経験は、技術的な役割にも大いに役立つと感じています。

私の強みは、事務職で培った計画性であると自負しております。この強みは、開発プロジェクトにおいても非常に重要です。Webデザインとフロントエンド開発は未経験ですが、勤務と並行して独学でHTML、CSS、JavaScriptの基礎を学び、プログラミングに必要な論理的思考を身につけつつあります。

私の計画性をいかし、新たな分野の知識習得や研鑽努力を重ね、新しいキャリアを築いていきたいと考えています。

貴社でも強みを活かして貢献いたします。

《事務→コールセンターの入力例》

現在営業事務として、顧客データの管理やプロジェクトの進行管理を担当しています。これまでに、データベースの整理を通じて顧客情報の正確性を高め、エラー率を20%削減、また、顧客管理の効率化と重要顧客の特定を行い、契約率を15%向上を達成しました。営業と連携し、顧客との直接対話の重要性を学んだことで、問題解決や効果的な交渉スキルを磨きました。これらの経験はオペレーター職にもいかせると考えています。

これらの経験から、私の強みは事務職で培った計画性と柔軟なコミュニケーションスキルだと断言します。

オペレーター職は未経験ですが、私の強みと経験をいかせば顧客満足度の向上と効率的な業務遂行を十分実現できるといえます。

貴社でもこの強みを活かして貢献いたします。


 2. 資格欄の書き方

運転免許やマイナーな資格でもしっかり書く

マイナー資格でも学習意欲や資格を取得するまで学習を続ける堅実さをアピールできます。過去に取得した資格や検定は全て書きましょう!

枠に入りきらない場合は、応募職種の関連資格>難易度の高い資格>最近取得した資格>そのほか資格の順で記載しましょう。

 

《資格欄記入のチェックポイント》

☐ 過去に取得した検定や資格については網羅的に書かれていますか?

☐ 日付にミスはありませんか?

☐ 記載優先度の高い資格が記入されていますか?

 


まとめ 

履歴書作成のガイドは以上になります。これらの記事は参考になりましたか?転職活動に必要なことは、効率的になるべく奥の求人に応募することです。この記事が、多忙な日々を送る皆さんの転職活動うまくいくよう祈っています!最後まであきらめずに頑張ってくださいね♪

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この記事を書いた人

キャリアサポート担当フルスタック|キャリアサポート

フルスタックのキャリアサポート担当者です!さまざまなキャリアに関するサポートをしています。お困りのことがあれば、キャリア担当までご連絡ください♪

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